地鎮祭とは?

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地鎮祭とは?

2022/05/27

かかる費用やマナー、流れについて解説

新たに建物が建つ土地に、四方に4本の柱が立てられ、しめ縄飾りが張られる地鎮祭は、これから家を建てる方が知っておきたい儀式のひとつです。
地鎮祭は費用やマナー・流れがある程度決まっているので、しっかり把握しておきましょう。

今回は、地鎮祭とは何?かかる費用やマナー、地鎮祭の流れについて解説していきます。

地鎮祭とは?費用マナーについて解説

地鎮祭とは、その土地で家を建築する前に、その土地で安全に安心して暮らしていけるように願う儀式のことです。
地鎮祭では、その土地を守る氏神様に土地を利用する許可を取り、工事の安全や住む家族の繁栄を祈る意味があります。
日本書紀にも記されている伝統的な風習で、一般的には神式ですが、宗派によっては仏式やキリスト式などで行われることもあります。
地鎮祭は必ずやらなければならないことではありませんが、工事の安全やその土地に住む家族の繁栄を合わせて祈願することが出来ます。
ここからは地鎮祭にかかる費用やマナーについて解説していきます。

地鎮祭にかかる費用

一般的には、地鎮祭には総額約10〜15万円費用がかかります。
その内訳は、地鎮祭を執り行う神職の方に支払う「玉串料」とよばれるお礼の費用が約2〜5万円程度、お車代が5,000円〜1万円程度、施工会社が行う準備費が1〜5万円程度必要です。
この他に、家を建てる家族は御神酒(おみき)や山の幸などのお供え物や、湯呑みなどの準備物の他に、地回りで渡す手土産の購入費用や、お弁当を出す際は関係者分用意する必要があるため、総額が10〜15万円程度必要になります。
さらに天候が良くない場合で雨が予想される際は、テントを張って地鎮祭を執り行う必要があるため、追加のテント設営費がかかる場合があります。

地鎮祭のマナー

地鎮祭を行う際のマナーは、そこまで厳格に決まっているわけではありません。
個人宅の建築であれば、地鎮祭の際は季節に応じた無理のない服装が好ましいです。
例えば夏であれば炎天下のなか地鎮祭を行うので、熱中症予防に帽子をかぶる、日傘をさす他に、整っていない土の上で地鎮祭を行うことから、スニーカーのような動きやすい靴が望ましいでしょう。
また、ご近所への挨拶回りは地鎮祭終了後に行うのが一般的なので、工事期間と施工者の連絡先などを記載した紙を事前に用意しておき、タオルや菓子折と共に一緒に配るようにしましょう。
最後に神職の方に対してのお礼が必要なので、玉串料やお車代を忘れずに用意しておきます。
玉串料やお車代は、しわや折り目のない新札を用意しておき、祝儀袋に玉串料、お車代も渡す場合は玉串料の下に別の封筒に「お車代」と記載して渡します。
渡す際は金封タイプのふくさから取り出して渡すか、切手盆にのせてお渡しするようにしましょう。

地鎮祭の流れ

個人宅の地鎮祭では、家族・工事関係者共に立ったまま執り行われることが一般的ですが、高齢の方や妊娠中の方などが居る場合は、別途パイプイスなどを用意しておくといいでしょう。
地鎮祭は以下の流れで執り行われます。

  1. しゅばつの義
  2. 降紙の義
  3. けんせんの義
  4. 祝詞奏上の義
  5. 切麻教米の義
  6. 地鎮の義
  7. 玉串そうじょう
  8. てっせん
  9. 昇神の義
  10. おならいの義

上記10の流れが地鎮祭で行われますが、神職の方は9番目の「昇神の義」でお帰りになられます。
10番目「おならいの義」で、お神酒や盃を参列者全員でいただきます。
地鎮祭終了後はお供え物を土地の四方の土の上にまいて、海の幸や山の幸などは施主が持ち帰ります。

まとめ

地鎮祭は家を建てるときにかならず行わないといけないわけではありませんが、工事の無事だけでなく、安全に暮らせるようにその土地に住む家族の繁栄を合わせて願うために行います。
地鎮祭の費用はおおよそ10〜15万円程度が相場ですが、雨の日は別途テントを立てる必要があるので追加で費用がかかる場合があります。
服装は季節にあわせた無理のない服装で参列して、土の上を動きやすい靴を履いていくようにしましょう。
神職の方にお渡しする玉串料やお車代は、包み方や渡し方などのマナーを守り、地鎮祭終了後にはご近所に挨拶に行くことで良い印象をもたれます。
地鎮祭の費用については、施工会社・お願いする神社によって予算を決めることができるので、気軽に相談してみましょう。

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