これから家を建てる人必見!一戸建ての防犯対策は?
2023/01/24
一戸建てはマンションと比べると窓やドアが複数存在していて、マンションのようにオートロックや第三者が外部から映像を確認できる防犯カメラなど目立つセキュリティシステムがありません。
そのため、一戸建てには防犯対策が必要ですが、具体的に何から取り組めばいいのでしょうか。
今回は、一戸建てにおすすめの防犯対策の具体例を3つご紹介いたします。
一戸建てにおすすめの防犯対策とは?
一戸建ては任意で防犯対策を行う必要があるので、具体的に何の防犯対策に取り組めば良いのか知っておく必要があります。
特にこれから一戸建てを建てる方は、設計の時点で防犯対策に取り組みましょう。
1.防犯カメラ付きの家を建てる
マンションには防犯カメラが付いていることが多いですが、一戸建てでは任意で設置します。
防犯の上で重要なのが「犯罪に遭いにくい家にすること」なので、犯罪の抑止力につながる防犯カメラの設置は重要です。
またホームセキュリティーに加入することで、防犯カメラの設置から自動通報システム、駆けつけサービスなどさまざまなサービスを受けることができます。
2.玄関ドアはディンプルキーを選ぶ
2000年代から普及した、鍵の先端が丸く、表面に大小のくぼみがあるのが特徴のディンプルキー。構造が複雑なので従来の鍵と比べてピッキングがしにくく、簡単に合鍵を作ることができない、防犯性の高い鍵といえます。
また、玄関ドアの鍵を2つ設置したり、鍵をかけるかんぬき部分を無理に解錠されないように、ガードプレートを設置することで防犯対策をすることができます。
3.窓周辺には複数の対策を
警察庁の「スマイル防犯110番」によると、一戸建てに泥棒が侵入する際に窓が最も狙われやすいとされています。
大きな窓を設置できるのは一戸建てのメリットですが、ガラスを破れば侵入を簡単に許してしまうというデメリットがあります。
そのため、一戸建ての防犯対策としては以下のように複数の防犯対策が必要です。
■窓ガラスを「防犯合わせガラス」に変更する
■防犯フィルムを貼る
■補助錠を設置する
■暗証番号ダイヤル付きセレクト錠を設置する
■雨戸錠を2か所設置する
これから一戸建てを建てる方は、設計の段階で窓をすべて防犯合わせガラスにすることがおすすめです。
防犯合わせガラスとは、2枚のガラスの間に柔軟で強靱な特殊中間膜を挟んで作られたガラスで、ガラス窓を割ることができても、中間の層で貫通を防いでくれます。
まとめ
一戸建ての防犯対策は、後からリフォームすると費用が必要になるので、家を建てる時点で最初から設計しておくと良いでしょう。
特に侵入経路となる玄関ドアや窓は、防犯対策を意識して設計することをおすすめします。