ユニバーサルデザインの家とは?
2022/09/20
バリアフリー住宅との違いやメリット・デメリット
「ユニバーサルデザインの家」とは、誰もが暮らしやすいように考えられた家のことです。
年齢や能力、おかれた状況などに関係なく、みんなが使いやすいようにしていこうと考えられた家は、バリアフリー住宅と間違われやすいですが、実は明確な違いがあります。
今回は、ユニバーサル住宅とバリアフリー住宅の違い、ユニバーサル住宅のメリットについて解説していきます。
ユニバーサルデザインの家とバリアフリー住宅との違い
ユニバーサルデザインの家とバリアフリー住宅の大きな違いは、対象者が違うことです。
バリアフリー住宅は、高齢者や体の不自由な人が対象になっており、彼らが社会生活を営む上で障壁になるものを除外する考え方で家づくりを行います。
一方でユニバーサルデザインの家とは、以下の7つの原則にのっとり設計された家のことです。
- 誰もが入手できて使うことができる
- 柔軟な使い方ができる
- 誰しもが使い方を簡単に理解できる
- 誰しもが情報を得られる
- 力は必要なく楽に使える
- もし間違えたとしても重大な過失にならない
- 誰しもがアクセス可能な大きさや広さがある
上記の通り、ユニバーサルデザインの家は、「誰しもが」が対象の家を指します。
ユニバーサルデザインのメリット・デメリット
長い期間暮らす家は、ライフステージに関係なく快適に過ごせる間取りや設備を考えて設計することが望ましいです。
ユニバーサルデザインの家は、誰もが使いやすい家なので、10年先・20年先であっても、どの年齢になったとしても、ケガや病気に見舞われたとしても、家族の誰もが快適に過ごすことができるというのが最大のメリットです。
しかし一方でデメリットも存在しています。
例えば、ユニバーサルデザインの家は、設備や間取りにこだわる必要があるので、通常の家を設計することと比べるとコストがかかります。
まとめ
ユニバーサルデザインの家はバリアフリー住宅と異なり、全ての人が使いやすい家のことです。
家族の誰かが、どのライフステージに立ったとしても使いやすく、万が一病気やケガに見舞われても快適に過ごすことができるので、将来への安心に繋がります。
これからの家づくりを検討している方は、ぜひユニバーサルデザインの家も検討してみましょう。
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