戸建てに火災保険は必要?選び方のポイント
2024/02/06
2024年1月1日に石川県能登地方を震源とする大規模な地震が起こり、火災保険についてSNSを中心に話題となりました。
そこで今回は、戸建ての火災保険の重要性と選び方について解説していきます。
火災保険とは、建物や家財など大切な財産が受ける損害を補償してくれる保険のことです。
火災や地震のような自然災害から、日常の事故・トラブルにまで補償してくれるので、戸建てを建てたらぜひ加入してほしい保険のひとつ。
火災保険の保証範囲は幅広く、商品によって異なるケースもありますが主に以下の被害に対して保証してくれます。
火災 |
失火や、もらい火による損害 |
落雷 |
落雷による火災や電化製品などの損害 |
破裂・爆発 |
ガス漏れなどによる爆発や火災など |
風災・ひょう災・雪災 |
台風・ひょう・大雪などによる損害 |
水災 |
台風や大雨などにともなう洪水・床上浸水などによる損害 |
建物の外部からの物体の衝突など |
物件や自動車の衝突、石・ボールなどの衝突など、建物外部からの物体による損害 |
水漏れ |
上階からの水漏れや配管の設備故障で水浸しになるなどの水濡れ被害 |
騒擾(じょう)・労働争議 |
騒擾や集団行為にともない物件が破壊されるなど、破壊行為や暴力などによる物件の損害 |
盗難 |
盗難に伴う窃盗汚染・損傷による損害 |
不測かつ突発的な事故 |
予測できない突発的な事故によって受けた損害 |
商品によっては車や骨董品などの貴重品、家電製品などの特定の家財や、地震の保証にもカバーできる商品があるので特約に加えると安心です。
戸建て向けの火災保険の選び方は、以下の2つのポイントを抑えて選ぶようにしましょう。
1.引き渡し日に間に合うように加入する
2.複数の保険会社から見積りを請求する
火災保険への加入のタイミングは、建売住宅、中古住宅、新築を問わずに、引き渡し日から保証が開始されるように加入するのがポイントです。
引き渡し直後に損害を受ける可能性も無きにしもあらずなので、さまざまなリスクに備えてから住み始めると安心ですね。
また、火災保険と一言で言ってもさまざまな商品があります。
そのため保険の総合窓口などで見積りを出してもらい、ご家族にぴったりの商品を提案してもらいましょう。
まとめ
火災保険は戸建てに住む上でさまざまなリスクをカバーしてくれる大切なおまもりのような保険です。
さまざまな保険会社が火災保険の商品を扱っているので、保険の総合窓口などで家族にぴったりな保険を提案してもらい、引き渡し日までに加入しておくと安心です。