家を建てた後にかかる3つのお金

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家を建てた後にかかる3つのお金

2023/08/15

「家を建てたら、賃貸で暮らしていた頃の家賃額で自分たちの家を持てる」
そう考えている方が多いですが、実際には家賃以外にランニングコストがかかるため注意が必要です。

今回は、家を建てた後にかかる3つのお金について解説していきます。

家を建てた後にかかるお金は?3つのランニングコスト

家を建てた後にかかるお金には、代表的なものが3つあります。
これから家を建てようかな?と考えている方は、どのようなランニングコストがかかるのか事前に把握しておきましょう。

1.税金

家を建てた後にかかるお金で代表的なのが、3つの税金です。

●不動産取得税
●固定資産税

●都市計画税

不動産取得税は不動産を取得したときにかかる地方税で、支払うのは1回だけです。
1997年4月1日以降に建てられた新築であれば軽減措置を受ける事ができますが、2021年4月1日から税率が4%になっています。

固定資産税は毎年1月1日時点で土地や建物を所有している人に課せられる税金で、毎年支払います。
固定資産税も土地と建物の両方で軽減税率を受けることができますが、一定の条件を満たすことで軽減措置を受けることができます。

最後に都市計画税は市街化区域に家を建てた方に課せられる税金です。対象市域でなければ支払いは不要です。

2.保険料

家を建てたあとにかかるお金のなかには、火災保険と地震保険の2つの保険料があります。
両方合わせて支払額は年間で1〜2万円程度ですが、特約や補償期間、自然災害が多いか少ないかなどによって保険料に差が生まれます。

3.リフォーム費用

リフォーム箇所

リフォーム費用

メンテナンス周期

外壁

100〜130万円

築10年目

屋根

100万円

シロアリ駆除

20万円

築15年目

フローリング(8畳)

15〜20万円

築20年目

トイレ

50万円

お風呂

100万円

キッチン

130万円

壁紙

70万円

配管工事

50万円



リフォーム費用は毎月少しずつ貯蓄しておくことをおすすめしますが、リフォームローンを利用することもできます。
上記の表のように、メンテナンス箇所や費用、周期には差があるので、優先順位を決めて少しずつメンテナンスする必要があります。

また自然災害時には周期にかかわらず点検や修繕工事が必要になるので、やはり毎月2万円ずつくらい貯蓄しておきたいところですね。

まとめ

家を建ててしまえばその後に大きな出費はな無いと思ってしまいがちですが、今回ご紹介した通り税金や保険料・メンテナンス費用の3つが必ず必要になります。
特にメンテナンス費用は100万円単位での出費になるので、毎月少しずつ貯蓄して備えておきましょう。

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