ヒートショックを防ぐ家づくり

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ヒートショックを防ぐ家づくり

2023/02/21

消費者庁は令和2年11月に交通事故の死亡者数よりも高齢者の「不慮の溺死及び溺水」の死亡者数が高いとして、冬にかけて家の中での冷え込みや温度差によって起こるヒートショックについて注意しています。

家を建てたら長い期間安心して暮らし続けたいものですから、ご家族様が年齢を重ねたときにも安心できる家にすることが重要です。

今回は、家を建てるときに意識したい「ヒートショックを防ぐ家づくり」についてポイントを3つご紹介いたします。

【参照】冬季に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください!|消費者庁 https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_042/assets/consumer_safety_cms204_20201119_02.pdf

ヒートショックを防ぐ家づくりのポイント

急激な温度差によって血圧が大きく上下することで、血管や心臓に負担がかかり引き起こされる健康障害をヒートショックと言います。
少しでも家族が安心して長く暮らせる家を建てるために、具体的に意識したいヒートショックを防ぐ家づくりのポイントを3つ解説していきます。

1.高断熱の家を意識する

外壁や内壁の間に断熱材を満たしたり、断熱性能が高い窓枠や窓ガラスを採用することで高断熱の家を建てることができます。
住宅全体の断熱性能を高めることで、外気温の影響を受けにくい家にすることができます。

2.リビングに床暖房を取り入れる

床暖房を取り入れると、エアコンやストーブなどの暖房器具のように急激に室内温度を上げて保つ必要がなくなるので、他の部屋や廊下の温度との差をなくすことができます。
予算に余裕があれば、リビングだけではなく浴室や脱衣所、トイレ、廊下など住居内すべてで床暖房を取り入れることがおすすめです。

3.浴室・トイレ・廊下にコンセントを設置する

浴室や脱衣所、トイレ、廊下など、ヒートショックが起こりやすい場所にはコンセントの差し込み口を設けることもおすすめです。
コンセントが利用できれば、必要に応じて小型暖房器具を設置できるため温度差をなくすことができます。

まとめ

家を建てる時点でご自身やご家族が若くても、家を建てたあとその家に暮らし続けることを考えると、ご家族が年齢を重ねたときのことを想定した家づくりが求められます。
特にヒートショックは高齢者に多いので、ヒートショックを防ぐ家づくりで、家族が長く快適に暮らせる家を建てるようにしましょう。

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