家の大雨対策は万全?我が家と家族を守る3つの対策

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家の大雨対策は万全?我が家と家族を守る3つの対策

2024/06/11

日本は独特な地形と急勾配な河川、たびたび見舞われる大雨被害に遭いやすい国なので、比較的浸水リスクが低い地域でも家の大雨対策は必須です。
そこで今回は、これから家づくりを行う方へ家の大雨対策を3つご紹介いたします。

家を建てる時の大雨対策とは?

家を襲う大雨による水害とは、洪水や河川の氾濫、下水管などから排水が吹き出る内水氾濫があります。
これから家を建てる方は、大雨対策を意識して設計することで大きな被害を免れることができるかもしれません。
大雨対策としてあげられるのが、以下の3つです。
 

  1. 防水化
  2. かさ上げ化
  3. 耐水化
     

ここからは、上記3つの大雨対策を紹介していきます。 

1.防水化で対策

防水化とは家を塀や外壁で囲って、氾濫した河川の水や、大雨で排水が滞った際の水などを家に入れないようにする方法です。

例えば外壁を防水化する場合は、水密性の高いコンクリート壁である必要がある他に、浸水しやすい開口部に浸水しないように防水性の門扉を設置します。

他には外壁に防水性の高い塗料を使用したり、1階部分を鉄筋コンクリート造(RC造)にする方法があります。

止水板を設置すれば、家の中まで浸水してくるのを防ぐことが可能です。

2.かさ上げ化で対策

床を高くするかさ上げ化は、家の周りに土を盛り、敷地全体を高くすることで大雨対策を行う方法です。
しかしこの方法は高低差のある場所だと、土を盛った部分にさらに鉄筋コンクリート製の擁壁を設ける必要があるので、工事費用が高くなるデメリットがあります。
そのため住宅の基礎にあたる1階部分を高くして、駐車場などに有効活用した「ピロティ構造」を選択するのも有効な方法です。

3.耐水化で対策

最後の耐水化とは、家が大雨によって浸水したとしても、性能を維持して復旧を早める方法です。
例えば、一般的には屋外の地面に設置するエアコン室外機や給湯器などを、高い位置に設置することで水没や漏電による火災を防ぐことが可能です。

また先ほどのかさ上げを行う際、2階以上にリビングや子ども部屋、寝室など家族が長く過ごす部屋を配置することで、浸水の際は2階でいつも通りの生活ができます。
補助金政策を進める自治体が増えている太陽光発電も取り入れていれば、たとえ停電したとしても天気が良ければ自家発電が可能となります。

さらに、家そのものをRC造にしておくと、大雨で家が浸水しても強度が落ちないので、被害を受けても長く安心して暮らすことができます。

まとめ

これから家を建てる方で大雨による浸水リスクが高い地域の方は、特に家づくりで大雨対策を視野に入れてみましょう。
今回ご紹介した3つの大雨対策は一例で、工務店に相談することで家族の希望と地域性のバランスを見ながら、最適な提案をしてくれます。
ぜひ相談してみてくださいね。

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