地震に備える！家の中で一番安全な場所はどこ？

突然やってくる地震は台風のように予測できないので、事前に防災対策をしておくことがとても大切です。
特に小さな子どもや高齢の方が居るご家庭では、家の中で被災する可能性が高いので、家の中で一番安全な場所を確認しておきましょう。
そこで今回は家の中で一番安全な場所と、少しの工夫で家の中の安全性を高める方法をご紹介します。

ご家庭や築年数によって、間取りや構造が異なるため、一概に家の中で一番安全な場所を言い切ることができません。
しかし一般的には、以下の場所が家の中で比較的安全です。

●玄関

●トイレは

●柱や壁が多く窓が少ない場所

玄関は壁や柱に囲まれていて強度が高く、大きな窓がないことが多いのでケガをしにくく安全です。
また、逃げ道も確保できます。揺れが収まったらすぐにドアから脱出できるので、ぜひ覚えておいてください。


玄関の次は、トイレが安全な場所です。
トイレも玄関と同じように壁や柱に囲まれていて構造的に強固です。
窓も小さいことが多いので、ガラスが割れたとしても飛散しにくく、身を守る場所としておすすめです。


最後に玄関やトイレ以外では、各家で柱や壁が多く窓が少ない場所が安全です。
ユニットバスなどはメーカーによって耐震性が優れている場合があるので、仕様を確認しておくと良いでしょう。
また、家庭内の安全な場所を確認し、ご家族で共有しておくと万が一の地震の際にも逃げ込みやすくなります。

家を建てたあとでも、少し意識することで家の中の安全性を高めることができます。

例えば収納を見直すのは、今日からでも始められて手軽な方法です。
ついつい冷蔵庫や食器棚などの上に物を収納してしまいますが、高い場所に物を置かないようにするだけでも、地震の際に上から落ちてこなくなります。

また、背の高い家具や家電製品は耐震マットや耐震ポールを設置することで、倒れないように予防できます。
棚の扉にはチャイルドロックを設置することで、地震の時に中身が飛散するのを防ぐことができます。

このように少しの工夫で、家の中の安全性を高められるので、ぜひ試してみてくださいね。