戸建てに地震保険は必要?仕組みやメリットとは

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戸建てに地震保険は必要?仕組みやメリットとは

2024/02/20

内閣府によると、火災保険に加入している世帯の割合は約82%。損害保険料算出機構によると、火災保険に加入している家庭のうち、69.4%が地震保険に加入しています。

地震保険は年間の保険料が高く、家計を圧迫するのを理由に「必要ないかな」と感じている方が多いですが、加入しておくメリットはたくさんあります。
そこで今回は、戸建ての地震保険の仕組みやメリットについて解説していきます!

【参照】「保険・共済による災害への備えの促進に関する検討会」報告概要|内閣府

【参照】保険料シミュレーター|地震保険

地震保険とは?仕組みやメリットを解説

地震保険とは、火災保険の付帯契約で利用できる保険で、主に「地震や噴火、または地震による津波を原因とする火災、破損、埋没または流出による被害」を補償してくれるものです。

地震保険は損害額が大きくなりやすいことから、民間保険会社が負う地震保険責任を政府が再保険として補償する仕組みになっています。
そのため、どの保険会社で申し込みを行っても保険料や補償内容は一律になっていて、保険会社選びに悩む必要がありません。

地震保険に加入しておけば、万が一の際は住宅ローンの返済や生活費に充てることができるというメリットがあります。

地震保険の認定基準

地震保険の認定基準は、「全損」「大半損」「小半損」「一部損」の4つに区分されています。

被害状況に応じて支払われる保険金が変動し、火災保険で加入した保険金額の30〜50%の範囲内で、建物は最大5,000万円、家財は最大1,000万円の上限金額となっていますが、「上乗せ特約」を付帯しておけば損害を100%全額補償することができます。

しかし、被害にあったとしても、補償が最も手厚い「全壊」よりも、補償額が最も低い「一部損」になることが多いので、「保険料がもったいない…」と地震保険加入の必要性を感じない方も少なくありません。

地震保険はどんなケースで必要になるの?

「地震保険は必要ない」と感じている方でも、以下に該当する場合は加入しておいたほうが安心です。


●地震発生件数が多い・または地震発生が予想されるエリアに住んでいる

●津波・噴火・土砂崩れを受ける可能性がある

●住宅ローンの残債がたくさん残っている

●災害を受けると収入がなくなってしまう

特に戸建てを購入したばかりで住宅ローンの残債がたくさん残っている方や、農業や地域の工場勤務などで災害を受けると収入がなくなってしまう方は地震保険への加入を検討しましょう。

まとめ

地震保険は火災保険加入時に検討する方が多く、「必要ないかな」と感じている方もお住まいエリアや住宅ローンの残債など状況に応じて加入しておくと安心です。
もし本当に地震保険が必要なのか悩んだら、工務店や保険会社に相談しながら決めるといいでしょう。

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